患者と家族(2)
両親の入院の経験から看護師を目指した私。
きっかけは憧れではないにしても、そこは十代。実習用の白衣や聴診器に心躍る看護学生生活がスタートしました。
でも、やっぱり3年前の経験は忘れられるものではなく、看護学生1年目の「どんな看護師になりたいか」というテーマのレポートにこう記していました。
「患者と家族の駆け込み寺になりたい!」
これが私の原点。
多分、あの時の自分を助けてあげたい気持ちだったのかもしれません。
そして、看護師になってから20年近く、小児科、内科、透析、訪問看護などなど…。
様々な看護経験を踏んで今に至りますが、あの頃と思いは変わらず。
「患者と家族の駆け込み寺になりたい。よりどころを作りたい。」
気持ちのよりどころ、病院からの帰りにちょっと寄っていくところ。
ちょっとよって話したら、気持ちがすっきりして笑顔になれたとか、次の一歩を踏み出せそうとか、患者と家族がそんな風になれる仕事をしたい。
そんな場所を作りたいんです。
そんな思いでこのMA Station(エムエーステーション)が生まれました。
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