お仕事依頼を頂いたお客様のお話しのご紹介です。
(お客様の許可を得て掲載しています
お母様は、アルツハイマー病。
その診断を受けるための受診までに実に3年かかったそうです。
お客様は、その3年を要したことを悔いておられる様子でした。
「おかしいと思ったけれど、なかなか受診を勧められなかった。」
「もっと早くに受診出来ていれば…」
家族としてこういう思いは誰しも経験するのかもしれません。
それは、ご家族への思いが深ければ深いほど、自分を責める辛さに変わってしまうんだと思います。
「受診を嫌がる母にどう話せば良かったか。」
その質問の明確な答えはありません。
ですが、たとえば娘であれば、
「私がお母さんを心配している。だから私の心配を解決するために受診してほしい」
というメッセージを伝えていくとうまくいくことが多いです。
でも、見方を変えれば、お母様にとっては最速の受診だったはずです。
お嬢様が悩みに悩んだ末、機転を利かせて、健診に脳ドックのオプションをつけたから発見出来たんです。
そんな話しをしていたら、涙目のままニコッと笑顔を見せて、
「一人で抱え込まなくてもいいんだと思えて嬉しい」
と仰っていただきました。
お仕事をバリバリこなす女性の社長さん。
責任感が強く会社だけでなく、家でも、自分が頑張らないといけないという思いで踏ん張ってこられたんですね。
これからも、「一人で抱え込まなくてもいい」と思っていただけるお仕事をしていきます。