患者の4割が「医師の説明が不十分」と感じている

患者の4割が「医師の説明が不十分」と感じている MA Station(エムエーステーション)

先日の日本経済新聞の記事にこんな見出しがありました。

『患者の4割「説明不十分」』

何やら気になる見出しです。

その内容はというと、精神科医が全国の患者や家族計1万8千人に対して行った調査で、精神疾患で医療機関を受診した患者の4割が「医師の説明が不十分」と感じていることが分かったそうです。

今回は精神科に限定した調査なので、他の科に受診した人がどのように感じているかまではわかりませんが、この仕事をしていると、おそらく内科でも外科でもどこでも同じような結果になるのではないだろうかと想像します。

記事の中にはこんな文章も。

「患者や家族が診察内容に不満を持っていることも明らかになり、専門家は医師に患者への接し方を見直すように呼びかけている。」

これを見るとなんとも複雑な思いになります。

国民皆保険制度の日本では、いつでも気軽に受診できる一方で、高度な医療を必要とする大きな病院にも患者が多く集まり、医師は、一日に何十人もの患者を病棟患者や手術の傍らで診なければいけません。それを思うと、「接し方を見直すように言われても、今だって最大限努力しているよ」と思う医師も多いのではないだろうかと…

その一方で、自分が受診をしたとき、長~く待ったのに、「変わりないですか?同じ薬を出しておきますね」だけで診察が終わって納得がいかなかった経験も思いだします。

この記事にあるような結果は、必ずしも「医師の説明がきちんとしていない」のではなく、現状の医療制度では、今の説明が限界ということも多いと思うんです。

だから、患者も「診察室3分一本勝負!」くらいの気持ちで自分の聞きたいことを整理して受診に臨む必要もあるのかもしれません(笑)

そうは言っても、医師にどう伝えたらよいかわからない。
そんな悩みをお持ちの方は、MA Stationにご相談ください。一緒に整理していきましょう!

それと、今これを読んでくださっている、患者が殺到して疲労困憊の先生、私達がお役に立てることがきっとあります。
もっと余裕をもって患者が真に必要としている診察ができるよう、連携していきましょう。ご連絡をお待ちしています。

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