MA中嶋みどりです。
先日、接客研修や店舗調査などを行っておられる会社に訪問した時のお話です。
自分が「お客様」として迎えられることで、改めて「お客様」対応とは何かを考えることができました。
まずは会社訪問時、スマホの地図を片手に建物の前に到着した私に会釈をして中に入っていく方がおりました。
私も中に入ろうとしていると、さりげなく入り口のドアを押さえていてくださいました。
向かった先は私の訪問先の会社で、入り口でお声をかけて下さいました。
執務室内を見学させていただいた時は、社長の声かけに、スタッフの皆さんがパッと作業の手を止めて、顔をあげて明るく
「こんにちは!」
の一言。
そして、帰り際、一緒にお話をしていた課長が、
「コートをお忘れなくお持ちください」
とさりげなく声をかけて下さいました。
そしてそして、さらに、両手に荷物を持ってコートを取るのにもたついていたところ、社長がさっとハンガーに手をかけて押さえてくださいました。
「お客様対応」を言葉ではなく、身をもって知った1時間。
文字にしてしまうと、状況がうまく伝わらず、なんだか普通のことを書いているようにしか見えないかもしれませんが、こういう気遣いというのは、日頃から意識をしていないとできないものだと思うのです。
医療の現場で、「患者さん」を「患者様」と呼ぶようになってからだいぶ経ちました。
でも、患者として受診をすると医療職の対応に、あれ?と思うこともあります。
時間のない慌ただしい医療現場でも、ちょっとした気遣いを言葉や態度で表現することで、患者と医療職の関係性が変わってくることが少なからずあるかもしれません。
MA Station(エムエーステーション)として、そんな視点からもお役に立てるような仕事をしていきたいと考えています。
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